波猫まち子の日記

気がつけば42歳。子供達はどんどん大きくなっていきます。これからの人生を見つめ直すきっかけになればと始めたブログ。

友達リスト

Category : 家族

September 18th, 2017 | 12:56

* ペット!ペット!

子供って、ペットを飼いたがりますよね。我が家も、今までいろいろなペットを飼ってきました。良く覚えているのは、ボックス・タートル(陸亀)。Nが好きで飼い始めたのですが、亀っていうのは、じっと見ていると全然動かないのに、ちょっと目を離したスキに超高速で逃げるんですね(笑)。で、何度か脱走しては近所の人が見つけて連れ戻してもらったりしてたのだけど、ある日、夫が知り合いの子供に庭で遊ばせていたら、(ちゃんと見てなかったので)いつの間にかいなくなってしまいました。私は意外と(?)気に入っていたので、今でも懐かしく思い出したりします。

次にNが選んだのは、ヘビ。どんな種類か忘れちゃったけど、2匹飼っていて、一匹は確かMilk Snakeって種類でした。ヘビで嫌だったのは、生きているネズミを餌として与えなくてはいけないこと。これはちょっと抵抗があった(苦笑)。しばらくしてNの興味も失せたので、ペットショップに寄付しました。早速一匹80ドルくらいの値段で売られていました

Mが最初に欲しがったのは、ギニーピッグ。私的にはいろんな所でウンチするし、ケージはすぐ汚れるし(Mは頑張って掃除してたけど)、可愛いとは思えなくてそんなに好きなじゃなかったのだけど、3年前の引っ越しのゴタゴタの最中にお亡くなりになりました(チーン)。その時、結構可愛がっていた割にMは大して悲しまず(苦笑)、ケージだのなんだの結構お金かかったのに、もう二度と小動物は飼わない!と思ったのですが…。

今、我が家にはコレがいます。


そう、ネズミ!結構可愛いでしょ(?)ネズミなんて絶対飼えない!って思っていたのだけど、これまた不思議なもので、正直に言いますが、うちには野生の(?)ネズミが時々出没するんです。だから、絶対ペットで飼うなんて有り得ない!って思っていたんです。それがね~

ある朝起きると、夫が寝室の隅を見て「あれ、ネズミの赤ちゃんが迷い込んでる」みたいなことを言うんです。うちでたまに出没する野生のネズミを発見した時の反応と違うな、と思いつつ台所に降りていくと、そこにも白い小さいネズミが(上のが下りてきたらしい)。やっぱり、野生のと動きが妙に違う。野生のは、すっごいすばしっこっくて、人がいると一瞬で逃げます。でも、こいつは動きが遅い。それでもネズミだから捨てようと、Mと一緒にパティオに連れ出すと、上からNが、「あ、それ僕のネズミ」としらっと言うではないですか。

よくよく聞くと、前の日に友達とペットショップで餌用の安いネズミを1ドルくらいで買ったというではありませんか!普通だったら当然、「ペットは飼えません!すぐに戻してきなさい!」ってなるんだけど、捨て犬を見たら可愛くて捨てられないのと同じ(ちょっと違うか)で、可愛いんですよ、この白いネズミが。白いっていうだけで可愛いのは本当に不思議。

で、そのまま飼うことになってしまい、当然Mも「私も欲しい!」となって、上の写真は彼女のネズミで名前はエミー。こちらはちゃんとペットショップで、ペット用のネズミを買いました。この子は茶色で、白い線が入っていてまた可愛い…。

そしてもう一匹、我が家に数年前からいるのが、こちら。


Bearded Dragon(フトアゴヒゲトカゲ)のエースです。彼は、Nが爬虫類の博覧会で買ってもらったのだけど、飽きたのでMに譲り、Mはネズミを飼い始めたので、彼の世話はできないと言うので、一応私のペットになりました(笑)。夫に、ネズミを買うときに、じゃあ代わりにトカゲを処分しろ、と言われたのだけど、前回の亀のことがあったから、エースは失いたくなかった(笑)。爬虫類って良いんですよ。おとなしいし、それほど汚さないし、何よりも、威厳がある。飼うまで、自分がこんなに爬虫類好きだとは知らなかった

私もやっと、一番下のHが毎日幼稚園に行くようになって手が離れてきたので、ペットに愛情が注げるようになったのかな~なんて思う今日この頃です。あ、もちろんこの子の世話もちゃんとしていますよ~。

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July 27th, 2017 | 17:35

* ちょっといろいろありました。

夫が12日間ほど、不在していました(親しい友人の50歳記念旅行と称し、スコットランドへ夢のゴルフ三昧ツアー)。1週間くらいは、仕事もほとんど無かったので、割とのんびり子供たちをビーチやプールへ連れて行ったりして楽しんでいたのですが、思わぬことが起こりました。

私が、転んで頭を打ったのです
夕方、いつものように息子をスケートパークに連れて行く前に、ブルース(大型ゴールデン)を連れて散歩に出かけたら、何かの拍子にびっくりしたのか、突然私を真後ろからノックダウン!後頭部をコンクリートに打ちつけてしまいました。「ガリッ」とした嫌な音、今でも思い出します。あまりの衝撃に一瞬、ブラックアウト。痛いのなんのって、起き上がれない。たまたま、倒れた目の前の家の人が出てきてくれて、「音がしたからびっくりしたわよ。大丈夫?」と助けてくれたので、やっと立ち上がることができました。でも、視界が狭まっている。揺ら揺らしている。「どうしよう・・・。夫はスコットランド・・・」。

幸い、ちょうど息子の親友が家にいたので、彼が近所の祖父母(私も良く知っている)を呼んでくれて、おじいちゃんが私をER(救命救急室)へ連れて行ってくれ、おばあちゃんが子供たち3人をその間預かってくれました。

Mが2歳の時、私がおんぶして階段を降りていたら誤って落ちてしまい、頭をタイルに打ち付けて脳震盪を起こしたことがありました。正に、同じことが私にも起こったのです。保険のカードを探そうとも、字がぶれて読めない。Nに助けてもらう。脳震盪を起こすと、視覚がおかしくなり、吐き気をもよおすんですね。病院に着いた後、CTスキャンを取るまで、気持ち悪くて気持ち悪くて。そして、ものすごい眠気が襲ってくるんです。でも、ちゃんと脳を調べるまで、寝ちゃいけない。それがつらかった。

幸い、脳は異常なし。出血も骨折もなかったので、4時間後には帰宅することができました。帰ったらブルースがめっちゃ心配そうに近寄ってきて、実は内心、ちょっと彼に腹を立てていたんだけど(笑)、一気に許せちゃいましたね。

あれから9日経つんですが、今でも上を見上げたり、下を向いたりすると立ちくらみがします。疲れやすくもあります。こういう状態が、3週間くらい続く可能性もあるそう。

なんか、体って大事だなーーって思いました。体、特に脳(笑)。脳がちゃんと働くなったらほんと困る・・・。今まで、ずっと大病することなく生きてきて、自分の体力を過信していたところがあったと思うんだけど、こういう予期せぬことも起こるんだなー・・・って。

スコットランドから夫も心配してくれました。
心行くまでゴルフをしたようで、心身共にリフレッシュして無事帰国。「スコットランドに行って開眼したよ!」なんて言ってたけど、どうなんだろう
家族に会えるのを心待ちにしていたようなので、まあ良しとしましょう。

もう一つ夫がいない間に、彼が帰国する前日にブルースがスカンクにスプレーされ、大騒ぎに。犬がスカンクにスプレーされると、臭いのなんのって・・・。ちょうど急ぎの仕事をやらなくてはいけなかったのを中断し、ネットで匂い取りのレシピを探して彼を洗って・・・。でも、やっぱり匂いは完全には取れなかったので、次の日にペットショップでスカンク臭を取り除く専用のシャンプーで洗ってもらいました。

夫が帰国後、調子悪かったコンピュータを新調し、ついに充電できなくなってしまった携帯電話も本日アップグレード。これから、新しい風が我が家に流れてくれることを願っています!!

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May 14th, 2017 | 17:31

* 今年もまた母の日が来ました。

毎年母の日が近づいてくると、娘M(9歳)はソワソワしてくる。「ママ、シーザーサラダ好き?」とか聞いてきたリ、「母の日は朝ごはん作るからベッドで寝ててね!」とか優しいことを言ってくれる。今年は当日まで待ちきれなかったらしく、すでに金曜日の夜、ケーキをものの30分くらい(私はカウチに横になってPC作業してたらあっという間にできちゃって、それくらいに感じた)で焼いてしまった。しかも、これまた当日まで待てなくて、その日に食べさせてくれて、9歳の子が初めて作ったスポンジケーキがふわふわでしっとりしていることに二度ビックリ!

そして母の日の朝。夜中、Mに「ママ来て~」と呼ばれ(怖くてよく呼ばれる)、横に一緒になって寝ちゃったので、Mのベッドでまだウトウトしているところへ、「ママ、母の日おめでとう!!」ってお盆にグラノーラとフルーツにヨーグルトをかけた朝ごはんと、プレゼント、カード、そしてガラス瓶にオレンジピーチ色のカーネーションまで何本か生けて持ってきてくれた

まず、Mが取っているフランス語のクラスで書いたカードを読んでくれた。もちろんフランス語で書かれてあるから、Mが訳してくれる(笑)。まだちょっと眠気が覚めない頭でいるところへプレゼントを開けてと言われ、ガールスカウトで作ったプレゼントの箱を開ける。それは、Mの親友のお母さんで、私も仲良くしている写真家のRが撮ったMの写真が転写されたタイルのコースター。Mod Hodgeと言う方法だそう。初めて見た。あまりの素敵さにウットリしていると、Mがそこに薄く書かれたメッセージを読んでくれた。「I Will be your little girl forever.」これを聞いた途端、涙がドッと溢れてきてしまった。Mが「ママ、それは嬉しい涙よね?」と心配してくれたが、これには訳があるのだ・・・。

前夜、私は夫と喧嘩した(いつものことだけど)。でも、今回のはいつもと違った。私の軽率な判断が原因で、息子Nに関して意見がぶつかり合った。でも、問題は意見がぶつかり合ったことではなく、父親の判断に不満を持ったNが反抗的な態度になり、父への怒りを募らせたこと。以前から少しずつ見えていた。でも、もちろんその怒りを直接彼にぶつけることはできないから、ふてくされた態度になる。そこで私が、自分の気持ちをお父さんに話したら、と言ったら、彼が自分の気持ち(父を好ましく思っていないこと)をほのめかしたのだ。

これがいけなかった。本当にいけなかった。夫は侮辱されたと思ったのだ。しかも、私がNをそそのかしていると思ったのだ。その夜遅く、彼から来た史上最高に長いテキストに私は凍り付いた。めずらしくなかなか寝付くことができなかった。

私は、子供たちにとっては最高のお母さんかもしれない。でも、夫にとっては・・・。テキストに書かれた激しい言葉の数々に驚き、呆然とし、まさしく全身がフリーズ状態。

だから、朝一でMに優しくされて、あんなに素敵な言葉をもらって泣けてしまったのだ。夫とは顔も合わせられなかった。昼近く、Nをスケートパークで降ろし、ブルースのためにちょこっと公園に寄った後、M&Hを連れてOld Navyへ。必要だった靴だけ買う。そこへ、(ゴルフをしている)夫からテキストが。「また記録更新だね。昨夜は今までで最高に悲しい夜だった。」と。(むむむ・・・) その後で、「子供たちを数時間みるよ。一人でゆっくりしてきたら」。そこで初めて返信。「ありがとう。ぜひお願いします」と。

と言うわけで今、お気に入りのコンボイエリアの喫茶店でこれを書いている。複雑な心境の母の日だ。普段、草むしりを得意としないNが、今日はきっちり目にやってくれて、「良くやったね、はいお小遣い」と5ドルあげようとすると(毎週日曜日にあげることになっている)、「母の日にお金はもらえないよ」とさらっと断ってきたこと。プレゼントとかはくれないんだけど、こういう心遣いには、やはりホロッとくる。

今年はめずらしく、ちゃんと当日に実家の母に電話をかけられた。久しぶりに長々と話し、明るい声を聞くことできた。これくらいのことしかできない親不孝な娘なのだけど、ちゃんと電話できたことに自分としては合格マーク(苦笑)。朝、夫の両親が電話をくれ(毎年くれる)、「あなたは素晴らしいお母さんよ~~子供たちは本当に幸せ」とか言ってくれるんだけど、心の中で(全然違うのに~~~!)と叫んでいる。ビックリしたのは、夕方Nの親友がお父さんと一緒にオレンジ色のチューリップの花束を届けてくれたこと!どうやら私は、夫以外の人にとってだけ、良い母親に見えるようだ

なんとも複雑な気持ちの母の日でありました。

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May 3rd, 2017 | 09:20

* 息子との衝突

来月12歳になる息子を反抗期と定義して良いのかちょっとわからないけれど(いつも不機嫌なわけじゃないし、一日に最低一回は「I love you」って言ってくれるし)、思春期であることには違いない。

一昨日の朝、登校する前に成績をオンラインでチェックさせたら、歴史のクラスの練習問題らしきものにCとDが 先週も、算数の宿題を2日連続で出し忘れていたのでさすがに少しきつく怒ったら、「俺はそれどころじゃないんだ、色々忙しいんだ!」みたいなことを言って逆ギレ。こっちも黙っているわけにはいかず、もう出なくてちゃいけない時間なのに一悶着。一昨日は友だちのお母さんがカープール(乗り合い)してくれる日だったので、その後しばらくテキストで会話。

まず、(I hate you)ときた。
(どうぞご自由に。こっちは親だから嫌われても大事なことは伝えなくちゃいけないの。もっと学校の勉強に気を向けなさい)
(I'll still hate you)とまたきた。
(嫌われたって全然平気。嫌われるのも親の仕事だから。自由と幸福っていうのはね、ラクなことしてるだけじゃ得られないのよ。自分に与えられた責任を果たしてこそ、手に入るんだから(我ながら教訓じみたことを言うな)。
もう一回、(I still hate you)。そこで、
(前回宿題を2回出し忘れた時、今度CかDを取ったら携帯取り上げるって言ったよね。携帯はしばらく取り上げます)と告げた。

で、帰りに学校からピックアップした後、車の中で再び会話がヒートアップ。息子の態度は相変わらず反抗的。携帯を取り上げられることに腹を立てていて、全く反省の色ナシ。むしょーに腹が立ってきた私は、無理矢理買い物につき合わせ(普段だったら家に置いておくのに)、家に帰ってからも、「何なのその態度は!!」と怒り続ける。

くどくど喋った割に、何を言ったかよく覚えていないけど(苦笑)、「どうして学校の勉強が大事だってわからないの?Aを取るのが大事なんじゃなくて(Aを取れっていつも言ってるけど)、頑張ろうっていう姿勢が大事なのよ!!Nには素晴らしい才能がいっぱいあるのに、その上にあぐらをかいていて全然努力しようとしない。」とか、「本当の幸せっていうのは、与えられた物で満足するのではなく、自分で頑張って手に入れるものなのよ。大変だからって簡単にあきらめないの。」とか言ったような(汗)。

その最中、Nが「人生最初からやり直したい」とか呟くではないか。もちろん、こんなことを言われて悲しかったし、動揺もしたけど、「何言ってるの!人生っていうのはね、今、この瞬間からやり直せるものなのよ!!過去は変えられない。でも未来は、今この瞬間から、変えることができるんだから!」と力説した私。

こっちも何だかわからないけど、感極まってきちゃって、リビングでテレビを観ているHを指さしながら、「NがまだHと同じ4歳の時のこと、昨日のように覚えてるよ・・・。Hと同じ、ピュアで可愛かった。今だってまだその時のまんま、素晴らしいんだから!!」と言いながら目が潤んでしまった。

ようやくNの態度も丸くなってきたところで、一緒に歴史の練習問題をやった。教科書の中から答えを探すだけなのだが、ちゃんと読まないせいか、興味が薄いせいか(私も歴史はダメでした)苦手なようだ。これからは必ず提出する前にチェックすることにした。

わが身を振り返れば、やはりNくらいの年から勉強が難しくなり始めた気がする。塾には行かず、家で進研ゼミを取っていたのだが、内容がわからず一人紋々とし、時々フラストレーションが溜まって教材を八つ裂きにしてたっけな・・・

こっちの子も、数学だけは塾のような場所に通っている子は多い。Nも難しいようなら、考えた方が良いのかもしれない。まだまだ、親のサポートが必要な年齢なんですね・・・。

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March 29th, 2017 | 11:57

* 二冊の本から学んだこと

気が付いたら3月も終わりに近づき、子供たちは春休みに突入しています。Nは女友だちに誘われて(怪しいと思ったけど、本当に友だちとしか思っていないらしい)5日間キャンプに出かけてしまい、MはMで親友ファミリーの家にお泊りしたり、Knott's Berry Farm(遊園地)に連れて行ってもらったり。今日は別のお友だちに誘われてビーチ。それぞれ春休みをエンジョイしているようです。

子供たちが全員家に居ると、喧嘩が始まったりでイライラするけど、2人も居ないとそれはそれで母として寂しい 矛盾していますね(苦笑)。しばらく前に突然オムツが取れたHとのんびり過ごせる~と思いきや、最近いきなりおしゃべりが上手になった彼女(特に日本語)、ウルサイのなんのって たまにミュート(無音)ボタン押したくなる(笑)。幼稚園の先生に、オムツが取れるのと言語能力には関連性があるって聞いたことがありますよって言われたけど、本当かもしれない。

さて、夫は相変わらずゴルフの日々。以前ブログでもちょっと書いた『Desperate Marriages』と言う本、実はしばらく前に紐解いてしまいました(笑)。私のように夫婦関係で悩み、「もう絶望的だ」と思える状況にいる人たちに向けて書かれた本。「絶望的」と思える結婚の原因を、夫または妻が「無責任(仕事や家事をしないなど)」「ワーカホリック」「支配的」「無反応(無視、会話をしない)」「言葉の暴力をふるう」「肉体的暴力をふるう」「性的暴力をふるう」「浮気性」「アル中または薬物中毒」「うつ病」のカテゴリーに分けてそれぞれの対処法を教えてくれます。

こうやってリストに並べるだけで気持ちがどんよりしちゃうけど(苦笑)、読んでいてとてもためになりました。多分私がこの本から一番学んだのは、相手がどんなであれ、自分自身の対応や感情には責任を持つべきだということ。つまり、相手がどんなに冷たい態度を取ったり、厳しい言葉をかけてきても、私が取るべき感情や態度は選択できる。それは、相手の言葉を無視するとか、聞かなかったことにするとか、責められてると感じるのでもない。「あなたの言っていることは間違ってないけれど、自分のスタンスはこうですよ」という態度。そうすることで関係が対等になり、互いに傷付かなくて済む。それを踏まえた上で、彼に二度ほど彼自身の気持ちを話して欲しいと持ち掛けてみた。

私はなるべく何も言わず、彼の話を聞くことに徹底して。最初の10分くらいは上手くいったんだけど、結局二回とも最後はいつものごとく喧嘩で終わっちゃった(相手の言葉に感情的にならずにいるのは至難の業)それでもなんか、座って話せて良かったと思う。

それともう一冊、最近何とはなしにアップルの創始者、スティーブ・ジョブズの伝記を読み始めたのだけど、これが意外なことに役に立っています(苦笑)。彼と夫を比べる気は毛頭ないのだけど、彼ほど成功した人が、こんなにも変わり者だったことに驚かされました。まず生い立ちにびっくり。実の両親がまだ若くて、人種の違いからも結婚が許されなかったので養子に出された。両親に捨てられたということが、彼の人格に深い影響を与えたようです。子供の頃は学校に興味を見出せず(その頃から権威的なものにアレルギーがあったよう)、悪戯が絶えなかったらしい。学生時代はヨガに傾倒、グルを探しにインドまで行き、帰って来てからもヒッピー的風貌は変わらず、お風呂は週に1回(一緒に働く人たちは彼の体臭に耐えられなかったとか)、食べ物はフルーツだけというストイックさ(だから会社名がApple)。

私が彼の何に興味を持ったかというと、人に対する態度。自分が気に入らないと相手の気持ちなどお構いなしにことごとく非難・批判の嵐。あるいは自分が認められないと大泣きするような子供っぽさ。彼と一緒に働くのは至難の業だったようです。それもこれも、自分の作品(Macintosh、ちなみにこれもリンゴの種類)を思い描く理想の物にするのだという、妥協など1ミリも許さないこだわりがあったから。彼には、人類の歴史に残るような、機能の素晴らしさだけでなく、姿形全てにおいて美しいコンピュータを作ることができるという自信があり、それを一般の人たちの手に渡すのだという使命感さえあった。

彼の成し遂げたことは本当に素晴らしいのだけれど、彼の人生を振り返ると破天荒この上ない。傷付けた人は数知れず。共同創始者であり親友であった、スティーブ・ウォズ二アック氏に対してさえも、一度だけお金のことで騙したことがあるよう。

こういう人って言うのは、他人に対して悪気があるわけじゃないんですよね。ただ、自分の中のこだわりや理想が強すぎて、それを相手に押し付けちゃうところがある。でも、そのアイデアが素晴らしいものであるという確信が本人にあるし、ある意味相手もそれが本物であることがわかるから、腹を立てることがあってもついて行ってしまうのかな。まだ半分も読んでいないので、彼がどうやって結婚し、子供とはどんな関係を持っていたのかが気になるところです。

つまり、彼の本から学んだのは、人(私の場合、夫)の問題行動の多くはその人自身によるものが大きく、相手(私)に問題があるわけじゃないということ。そうわかったことで、夫に対する理解がより深まった気がします。不遜な態度の奥に隠れている彼が本当に求めているもの(自分の仕事や家に対する理想や美学)、それを知る必要があったんですね。理解するのと賛同するのはまた違うんですけど(苦笑)。

彼が春休みでもお構いなく(春休みと私が言わなければ気付くことさえないと思う)ゴルフ三昧なのも、家族を愛していないからではなく、彼の中で仕事とゴルフと家庭のバランスを上手に取れないだけなんですね。だから、「夕食だけは一緒に食べて欲しい」とお願いしたら、ちゃんと帰ってきてくれるようになったし(帰れない日も多いけど、そういう日も申し訳なさそうに連絡をくれるようになった)、家族で一緒に映画を観に行こうと提案したら「良いね、行こう」と乗ってきてくれた。今まで私は積極的に一緒にできることを企画せずに、「どうして家族と一緒に過ごさないの、父親としての役割も果たして欲しい」というふうに責めてばかりいた。だから、聞く耳を持たなかったんですね。

絶望的だと思える状況でも、やはり光はどこかに存在しているのかもしれません

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