Marine Biologist in Carlsbad!!!

気がつけばサンディエゴで暮らすことになった。そうなったからには、楽しまなければ!Carlsbadの住人が、日々徒然なるままに、何気ないようなあるような日常を綴る。

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May 1st, 2008

* Shark Attack

4月25日の朝、約4mのホオジロザメが66歳になるトライアスロンの練習で泳いでいた男性を襲った。岸から約50m先の沖合いを仲間のメンバーとの練習中、先頭のメンバーが「サメがいる!」と叫んだあとにその事故は起こった。サメの襲撃後近くにいたサーファーとメンバーとで、被害にあったDavid Martin氏を岸まで引き上げたが、噛み千切られた膝下からの大量の出血が直接的な死因となった。この時期ホオジロザメは南カリフォルニアからメキシコ沖に南下し出産をする。出産を終えたサメは、目の前の黒いウェットスーツの男性をアザラシだと思い込んだのだろう。ホオジロザメは捕食するまでの行動パターンとして、生き物の周りを旋回し反応をみたり、あるいは、鼻先でその生き物をつついてみる習性がある。今回も、黒い生き物にゆっくり観察しながら近づいたところ、急にその黒い生き物が急な動きをしたためにサメは捕食可能との信号を脳に伝達したのではないだろうか。なぜなら、チームのメンバーが「サメがいる!」との叫び声に反応し、急激な行動変化を起こしたとしたら、サメにとっては自分に反応した生き物即ち捕食可能と思っても不思議ではない。色んな偶然が重なり合ってこの事故は起きたのであろう。亡くなられたDavid Martin氏のご冥福を祈る

この事故により、一帯の沿岸では72時間の遊泳禁止が発令されていた。僕の家の前のCarlsbadもその禁止地域となっていた。この72時間は、今回襲撃をしたサメが再度アタックする可能性だけではなく、亡くなられたMartin氏の血液に反応し他のサメがよってくる可能性もある。僕は、この事件を知らずに25日の夕方に海に入っていた。波は、膝〜腰でパワーもなく退屈なものだったにも関わらず、波待ちの間に近くに寄ってきたアザラシを見て、自然の美しさに感銘を受けていたのだ。滅多に至近距離によってくることは無いアザラシが、僕の目と鼻の先にいた。以前、Takeoffした波にアザラシが乗っていて一瞬リーフと勘違いしたことはあったが。
First BreakでBottom Turnし、Ripにあてるか、Cut-backしインサイドブレークまだ持ちこたえて、最後にローラーコースターを仕掛けて終わるという作戦を考えた。しかし、あまりにもパワーがなくスピードがのらないこともあり、カットバックもオフ・ザ・リップも抜けてしまいワイプアウトしてしまう。仕方ないので、テイクオフ後何とかインサイドまでこらえて、インサイドのブレークに合せて板をトップで返そうとした。が、一瞬の戸惑いがあった。

〜その約2ヶ月前、ロータイドのダンパー、オーバーヘッドの状況での出来事。最後の一本のつもりでTakeoffした波は、ダンパーのために技をしかえられずに結局スープで岸まで乗っていくこととなった。ところが、インサイドでその波がもう一度ブレークしようとしている。咄嗟に、トップに上がりリップに当ててきれいに板を返した。非常に分厚いリップのパワーで前方に放り出されながらも、ボードは波を摑まえている。その瞬間、身体は前に放り出されワイプアウト。身体は、水の中に沈まないで水面に立っている。そこの水深は膝までしかない。リーシュを手繰り寄せボードを手に取ってみた。3ヶ月前に買ったスワローテールで6本チャネルをいれた非常に美しいボードが、無残にも真っ二つになっている。ノーズがサンドバーに突っ込み、分厚いリップのパワーを後ろに煽り、ボードが折れてしまったのだ。身体の痛みよりも、ボードを折った痛みのほうが強い。〜

その戸惑いのために、インサイドではローラーコースターを仕掛けずに、無意識にプルアウトし、また、パドルしてしまった。力も無いし、サイズも無いから、ボードを折ることは無い状況だけれども無意識と言うのは恐ろしい。きっと、このサメも目の前の黒いウェットスーツの男性をアザラシと勘違いし、無意識に噛んでしまったのだろうか。

その夜、この事件のことを知った僕は、近くにいたアザラシに喜んだことを後悔したが、命があることを感謝した。しかし、翌朝、これに懲りずに、朝から海に出かけてしまった馬鹿な自分を変なやつと客観的に思った。波への愛着が、サメの恐怖に勝ったのだ。

ここ最近は Go Stars! 昨夜はSharksに負けてしまったけど、あと1勝。

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Posted by go_cowboys at 13:57 公開:すべてに | Comment(0)

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